◆新しい年は、”新しい一日”の始まりです◆

 

人生で年を重ねると、一年一年が何やら短くなって、新年を迎えるテンポが年ごとに速くなっていくようです。成熟していくほどに、私たちは、時間が“相対的”なものだと気づくのです。”どのように生きるか”ということは、“どれだけ長生きするか”ということ以上の意味を持ちます。言葉を変えれば、私たちは”年”によって生きるのではなく、“日々”を生きるのだということです。

 

 

 

ご自身の知恵によって、神様はこれから先に何が待っているかをお示しにはなりません。それで私たちは、“一日一日を生きるために”、新しい年を迎えるのです。過ぎ去ったことは、もう“過去”です。”今日”の日を渡したディは新たに始めます。そして私が今日することが、明日の人生を創っていくのです。

 

 

 

顎をぐいと上げ、背筋をピンと伸ばし、目をキラキラ輝かせて、来るべき新しい年を“歓迎の会釈”をもって迎えましょう。そして来る日ごとに、ご自身に従うよう促される、我らが偉大なるキャプテン(司令官)の導きに、より忠実に、より勇敢に、より大胆に従ってまいりましょう。

 

~ウィリアム・トムスン・ハンズキー~

 

 

 

(訳者よりひと言) 新年も明けて4日目とはなりましたが、このメッセージ、日々に生かせると思いますので、私からも皆さんにお贈りするつもりでアップします。自分の年に関わらず、あなたの新たな一年が、神様の祝福に満ちたものとなりますように――。

 

 

 

As we grow older in life, years somehow seem to shorten and New Year's Day approaches with an ever increasing tempo. The more mature we get, the more we realize that time is only relative; how we live means more than how long we live. Haply also we do not live by years, but by days.

 

In His wisdom God does not show us all that lies ahead. So we enter a new year to live it day by day. What is past is past. Today we start anew, and what we do today will make our life for tomorrow.

 

Chin up, shoulders straight, eyes agleam, let us salute the coming New Year, and each day let us follow more faithfully, more courageously, more daringly the lead of our great Captain who bids us follow Him.

 

~ William Thomson Hanzsche