◆新年にささげる”心の祈り”◆

 

“神様の光”が、いつもあなたを囲んでくれますように。

 

“希望”があなたを燃え立たせ、あなたに跳ね返ってきますように。

 

あなたの苦痛が“癒やし”に変わり、

 

あなたの心が感情を抱きしめるまでになりますように。

 

あなたの傷が“知恵”となり、

 

全ての優しさが七色に輝きますように。

 

“笑い”があなたを感染させ、

 

あなたの“情熱”があなたをよみがえらせますように。

 

”善意”が、あなたの深いところにある願いを

 

奮い立たせてくれますように。

 

あなたがどんな事に手を伸ばして得ようとしても、

 

あなたの腕が決して疲れませんように――。

 

D. シモーン~(編集済み)

 

 

 

【解説】 これは、なかなかお目にかかることのできない、傷ついた愛する人の全人的な“癒やし・回復・再出発”を心から願うとりなしの祈りですね。どんなときでも、私たちはこの祈りをその人のために祈ってあげるべきですし、時として祈っていただく必要がありますが、年の初めに当たり、特に覚えて祈ることも、大切ではないでしょうか。”この年も、私はとりなしの祈りに生きる“という決意を新たにするためにも。それぞれの節が、その人への愛なくしては祈れない深い洞察に満ちていますが、4行目の「あなたの心が感情を抱きしめるまでになりますように」は、とりわけ新鮮です。傷ついた心は、あらゆる感情表現を一方ではかたくなに拒否します。何も感じたくない、感じられないのです。でもその一方では、自分の中にあとからあとからわいてくる怒り、憎しみ、悲しみ、絶望などのネガディブな感情をもてあまし、自分が壊れてしまうのではないかと思うほどの恐怖感に襲われます。でも、神様のあわれみと、適切な治療と、そして友のとりなしの祈りによって、回復の時は来ます。たとえどれほどの時間がかかっても、その人の心が癒え、再び自分の感情を冷静に受け止め、知恵をもって判断できるまで回復するだけでなく、その感情の一つ一つを、自分の“一部“として、そっとハグするようにいとおしむ日が必ず訪れます。「その日が一日も早く来ますように」というこの愛の祈りが、じっと聴いていてくださる神様に、届かないはずはないのです。

 

 

 

"Happy New Year" 2016

 

May God's Light always surround you;

 

 Hope kindle and rebound you.

 

 May your Hurts turn to Healing;

 

 Your Heart embrace Feeling.

 

 May Wounds become Wisdom;

 

 Every Kindness a Prism.

 

 May Laughter infect you;

 

 Your Passion resurrect you.

 

 May Goodness inspire

 

 your Deepest Desires.

 

 Through all that you Reach For,

 

 May your arms Never Tire.”

 

D. Simone

 

 ~Edited~