◆新しき年も、主と共に◆

 

新しい年に、私は入ります。

それがどんな”歴史”をたどるのか、私は知りません。

ああ、その道を独り踏みしめるなんて、

 私の足はよろけてしまいます！

 でも、ささやく声が聞こえます。

 このみ声が、私の確かな祝福なのです。

「私はどこへでも、あなたと一緒だよ。

そして、私の安息をあげるからね。」と――。

 

新しい年は、私に何を携えてくるでしょう？

私は知らないでしょうし、知ってはいけないのです。

それは愛と歓喜でしょうか？

孤独と災いでしょうか？

「しーっ、静かに！」　あのお方のささやきが聞こえます。

このみ声が、私の確かな祝福なのです。

「私はどこへでも、あなたと一緒だよ。

そして、私の安息をあげるからね。」と――。

 

～作者不詳～

 

Another year I enter...

 Its history unknown;

 Oh, how my feet would tremble

 To tread its paths alone!

 But I have heard a whisper,

 I know I shall be blest;

 "My presence shall go with thee,

 And I will give thee rest."

What will the New Year bring me?

 I may not, must not know;

 Will it be love and rapture,

 Or loneliness and woe?

 Hush! Hush! I hear His whisper;

 I surely shall be blest;

 "My presence shall go with thee,

 And I will give thee rest."

- Unknown Author