◆スポルジョンの”箴言”(4)◆

世的な人々でさえ、神聖なる聖書のうちに、そして私たちの聖なる信仰のうちには、何かすこぶる心を励まし、楽にし、慰めるものがあることを認めている。

 

【解説】 原文のcomfortingは、普通は”慰め”と訳しますが、それだけではなく、もっと広い、強い意味がありますので、代表的な3つの意味を並べて出してみました。さて、これがなぜ“箴言”(戒め、教訓を意図した格言)なのか、お分かりですね? そう、スポルジョンが私たちに言外に問いかけているのは、「キリスト者であるあなたはどうか? 聖書と信仰は、本当に、あなたの日々の生活で、励ましと、平安と、慰めになっているか?」ということなのです。

 

Even worldly men admit that there is something extremely comforting in the sacred Scriptures, and in our holy religion.