◆満ち足りた心こそ◆

このような祝された満足感を持つ人は、なんと少ないことだろう。その人はこう言うのだ。「私は他に何も欲しくない。この地上では、ほんの少しのものでいい。しかり、自分が満ち足り、充足していること以上に、私は何も望まないのだ」と。

 

【解説】 これを読むと、次のように言い放ったパウロを思い出します。(ピリピ4:11,12「乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」 これはすごいことです。私はなんとかこう言えるようになるまで、70年かかりました。この頃やっと、通販のカタログを開く気にならない自分に気づきました。1年ぐらい前から、何も開かずに廃品に回しています。次の年会費で、購読もやめるでしょう。衣、食、住、そして財、与えられれば感謝しますが、これ以上欲しいとは全く思いません。これからは、霊肉両面にわたって、良きものを人々と分かち合い、少しでも多く天に宝を積みたいです。永遠に主と共にいることのできる、究極の充足に入るその日まで――。

 

How few there are who have that blessed contentment who can say, “I want nothing else, I want but little here below yea, I long for nothing more I am satisfied I am content.”