◆心して聴くべき言葉◆

罪びとらよ! ナザレの人に対して罪を犯すのは、些細なこととあなたは考えるかもしれない。だが、そうすることによって、あなたは、義のうちにこの地上を裁かれるお方に罪を犯してしまったのだと、知ることになろう。そしてその反逆のゆえに、永遠の怒りの海の中で、あなたは苦痛の波に耐えねばならないのだ。その審判から、神があなたを助け出されますように!

 

【解説】 はい、「私はクリスチャンだから、そんな大それた罪は犯さない」とお思いですか? でも、クリスチャンにはクリスチャンの罪があり、神様の恵みとあわれみを知っている上で犯す罪に対する神様の裁きの規準は、それだけ高く厳しいことを知らねばなりません。己の正義を通すための愛のない一言、パリサイ的な義の基準で人を裁く思い、なすべき善を知りながらそれを行わない意志の弱さ、聖からぬ思いを内に隠しつつ温存しようとする偽善…。そのような罪の一つ一つ、中にはすっかり忘れ果てていたものまで、全てについて裁かれるのは、もはや貧しいナザレの旅人ではない。み座にいます全世界の王なるお方なのです。今、襟を正して、このお方のみ前に心と魂の全清算をしておかなければなりません。具体的に、そして最後には「この他、私の気づかなかった罪、忘れてしまった罪の全て」を付け加えることを忘れずに、悔い改めるのです。遅すぎないうちに――

(黙示録0:11,12 「また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。」

 

Sinners! ye may think it a trifle to sin against the Man of Nazareth, but ye shall find that in so doing ye have offended the Man who shall judge the earth in righteousness; and for your rebellion ye shall endure waves of torment in the eternal ocean of wrath. From that doom may God deliver you!