◆祈りで、あなたに求められているもの◆


  1. 私たちは、一つの“ライフスタイル”として、病人のために祈ることに召されています。――私たちがどこにいようとも。
    【解説】 ”ライフスタイル”、別の日本語のフレーズで言うと、”習い、性となる”ということです。自分自身の生活の、いえ、性質の一部となるように、絶えず病める人、弱い人のために祈れ、ということです。私事ながら、この祈りに最も遠いところにあった私は、神様に強いられて、伴侶のために四六時中この祈りをささげざるを得ない者に変えていただきました。

  2. 私たちは、自分自身の最も深いところにある切望を満たすために、神様との深い結びつきを必要とする者として創造されたのです。
    【解説】 神が、私たちと結ばれ、関わり、交わる。――これが神様が私たち人間を創られた目的です。したがって、かのアウグスティヌスが言ったように、私たちは神様のもとに帰らない限り、そして絶えず神様のみ懐にいない限り、魂の深いところの安きを得ないのです。人間は、罪によって、この神の創造の意志に背きましたが、創造者のほうから、その回復の道を開いてくださいました。「私が道である」と言われたお方によって――(ヨハネ146)。あなたは、この創造者の意図にそって、神様との深い結びつきを本当に必要としていますか? 空気がなければすぐにも死んでしまうように、“祈りがなければ自分は死ぬ”という霊的危機感を抱いて、神様を心から求めていますか?

  3. 私たちは、主が私たちに約束なさったこと、そして霊の領域において、すでにかなえてくださったことについて、絶えずこのお方に”確認・報告”(リマインド)するよう求められています。
    【解説】 ”リマインド”という言葉は、かなりそのまま使われるようになりました。意味は、re-mind(直訳:再び心する)、”思い出させる””気づかせる”ということですが、ここでは分かりやすさを狙って、あえて”確認・報告する“と訳してみました。もう一つの理由は、「神様に思い出させる、気づかせる」なんて、おこがましく、恐れ多くて言えなかったからです。間違えてはいけませんが、神様は、私たちが祈りっ放し、願いっ放しにしている祈りも、ひとたび祈ったら、どんなに小さな祈りでも、全て覚えておられます。リマインドされなければならないのは、私たちのほうだということ、そのリマインドを、神様は待っておられるのだということを、どうぞ、ゆめゆめお忘れなく。

  1. We are called to pray for the sick as a lifestyle–wherever we may be.

  2. We are created to need deep connection with God in order for our deepest longings to be satisfied.

  3. We are to consistently remind the Lord of what He promised us and of what He has already given us in the spirit realm.