◆祈りについて想うこと(2)◆

◆祈りの家◆

―祈りについて想うこと(2)―

 

  1. 《聖霊の助け》 私たちには、“祈り”に関する神様のより深いところに、私たちを導き伴ってくださるご聖霊が必要なのです。
    【解説】 祈りにおける聖霊の主要な働きは、私たちを神の奥義の深みへ、さらに深みへと導いてくださることです。祈りの中で、「神様、このつたない祈りの始めから終わりまで、ご聖霊様が私に伴い、あなたの真理のさらなる深みに導いてくださいますように。新たなる霊の気づきをお与えくださいますように」と祈ることを忘れてはなりません。

  2. 《神の応答プラン》 時として、神様は、私たちの祈りに、数か月、数年、数十年の時間をかけて、応えてくださいます。
    【解説】 この世の生命保険などにも、その目的に沿って、様々な期間設定があるように、祈りへの神様の応答にも、“プラン”があるのです、“ゴールデンプラン”が! それは、その時になって、初めて、いかにそれがパーフェクトなものであるか、一日早くても遅くても完ぺきではなかったことが分かる仕組みになっています。時には天に行って初めてその全容が分かることも。(ピリピ 2:13「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」 祈りにおける神様のプランは、私たちに、その願いを起こさせるところからすでに始まっており、必ず実現に至らせてくださるのです。なぜなら、神様の祈りのプランのゴール=目的は、私たちの祈りがかなえられた、という喜びにとどまるのではなく、それによって“神様のみ名があがめられる”ことだからです。そのために私たちに必要なのは、ただ一つ、(ヘブル 10:36「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」

  3. 《内なる人の強化》 “私たちの内なる人を強める”という業は、私たちが神様とお話しすることによって、神様の恵みにより“私たちの思いと感情を新たにしていただく”ということから成り立っています。
    【解説】 祈りは、私たちがささげるものですが、それは同時に神様からの、私たちの内なる人の“強化訓練”です。それは、単に祈りに関する知識や、祈りの言葉・表現を洗練させることではありません。いわゆる“祈りがうまくなる”ことではないのです。私たちの内なる人は、日々、祈りのたびに、“新たにされる”ことによってのみ、強められます。なぜなら聖書では、“心を新たにする”という霊の行為は、”神様を礼拝し、神様に自身をささげる“という行為の中でのみ、真の効力をもたらすからです。(ローマ12:1,2「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」
    したがって私たちはまた、神様とどんなに親しくお話をさせていただいても、決して人間同士のような単なる親密さを求めて終始するものであってはなりません。いつも心の深いところでは、「主よ、この交わりを通して、私を新たなものにしてください。そして心からあなたにこの身をささげ、あなたを礼拝するものであらせてください」という思いを失ってはならないのです。

 

  1. We need the Holy Spirit to escort us into the deeper things of God related to prayer.

  2. Sometimes God answers our prayers in stages over months, years, or even decades.

  3. Strengthening our inner man consists of renewing our minds and emotions by the grace of God as we talk to Him.