◆サタンの快挙!◆

福音の基礎的な真理を否定するために、人の心に”俸給付き”福音説教者になろうという思いを吹き込んだのは、ただサタンにのみできた業であろう。


【解説】 牧師先生方の名誉のためにもひとこと記しておきますが、スポルジョンには、フルタイムの牧師として教会に仕えておられる教職の方を揶揄する意図はさらさらありません。これは、自分自身をも対象に含めた全ての説教者に対する“警告”です。牧師給を頂いているからと言って、会衆におもねたり、役員会の顔色をうかがいながら、説教してはならない。会社のお抱え弁護士の向こうを張って、“教会のお抱え牧師”に堕し、福音の基礎的な真理を曲げてはならない。その時は、サタンが”してやったり!“と高笑いするのだと言うのです。敬愛する牧師が、どんなときも、何ものにも妨げられずに、まっすぐみ言葉を語れるように、私たちが祈ることが何よりも大切な理由も、そこにあります。


 

"Only Satan himself could have put it into a man’s heart to become a salaried preacher of the gospel in order to deny its fundamental truths."