◆祈りは”霊的送電線”◆

“信仰”は、”送電線(パワーライン)”です。しかし、それにスイッチを入れるのは、“祈り”なのです。

~ラインハルド・ボンク~


【解説】 “ライフライン”という言葉が最近、よく使われますね。もともとは救命索、命綱のことですが、転じて死活に関わる生命線、唯一の頼り、頼みの綱、という比喩的な意味でも用いられます。テレビの「ライフライン」も、この生命線としての福音を伝えるという意味で命名されたのでしょう。それに対し、こちらは”パワーライン”です。電気がなければ、人間社会は成り立ちません。世界が暗黒に閉じ込められるのみか、交通機関は動かず、通信手段も途絶え、病院はたちまち死人の山となります。その意味では、ライフラインに通じますが、信仰の世界のパワーラインは、神様から、霊的に生きる力、み霊の力を送っていただく”霊的送電線”とも言うべき「信仰」を指します。でも送電線のおおもとの変電所のスイッチが入らない限り、電流は流れないのと同じように、霊的送電線も、そのままでは神様の力は流れてきません。それを可能にするスイッチが“祈り”だというのです。「絶えず祈る」(Ⅰテサロニケ517)ことがどんなに大切か、お分かりいただけるでしょうか?


Faith is the power line, but prayer switches it on.

-Reinhard Bonnke-