◆神が選んだ”救われ人”を探せ!◆

私たちは異教徒や無教徒の回心者を得なければならない。神は彼らの中から、無数の人々をすでに選んでおられるが、私たちは、出ていって、なんとしても彼らを探し出さねばならないのだ。

 

【解説】 スポルジョンが最期まで持ち続けた救霊のスピリットを見ることのできる一節です。そして、神秘なる神の”選び”の業と、私たちに委ねられた“救霊”の責務の密接な関わりをも改めて考えさせられる一節でもあります。すなわち、神様は、永遠の昔から、すでにご自身の民を選んでおられる(エペソ146)。しかしその人々は”隠されて”いて、そのままでは分からない。それを、出ていって、探し出して、人々と神様のみ前に明らかにするのが、先に救われた私たちのなすべき証しと救霊の使命だというのです。そこには、神によって救いに選ばれたかけがえのない人々を、私たちの肉の怠惰によって、見いだされることのないままにすることがないように、という厳粛な”警告”も秘められていることを、見落としてはなりません。スポルジョンの言う”無数の人々”の中には、あなたのご家族も、あなたの親しい友人も含まれているのですから――。

 

We must have the heathen converted; God has myriads of His elect among them, we must go and search for them somehow or other.