主の復活は、人類に対する神様の大いなる“イエス”です。
~アレン・フッド~
【解説】 私たちは、神様の「イエス」のゆえに、一日一日、一刻一刻を生きることを許されている存在ですが、この神様の「イエス」の中で、最大の「イエス、しかり」はイエス様のよみがえりです。神様は、み子の復活において、次のことに対し、心からの賛同をもって、それを“良し”とされ、“受容”されたのです。
① ご自身のみ子が、“人の子”として、み父との交わりが閉ざされる苦しみに打ち克ち、全人類の罪を負って十字架につけられ、三日目にご自身の全能のみ業によって復活され、死に勝利し、ご自身の救いのご計画を全うされたこと。
② ご自身の被造物である人間が、み子の十字架と復活を信じる信仰によって、罪の縄目と死の恐れから解放され、ご自身のもとに立ち返り、永遠の命を与えられ、感謝と喜びのうちに生きるものとされたこと。
かくして、神様は、私たち全人類に対し、「イエス」、高らかに罪と死への勝利宣言をなさり、「イエス」、そのままではまっすぐ滅びに向かうべき私たちに、生きることを許され、その命を保証されたのです。この神様の「イエス」に対し、私たちもまた、「イエス」をお返ししなければなりません。この一方的な恵みを感謝して受け入れ、信仰告白と献身をもって表す、応答の「イエス」を――。
(ヨハネ 14:19)「わたしが生きるので、あなたがたも生きる。」
"The incarnation was God's big 'Yes' to humanity."
—Allen Hood
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