◆人の心の醜さは…◆

私は、あらゆる種類の身の毛もよだつ生き物が、次々に腐敗を繁殖させているプールを想像することができる。だが、人間の心のおぞましさに比べたら、その半分に値するものさえいないのだ。

 

【解説】 毎日のようにニュースをにぎわす犯罪、残虐行為、破廉恥行為、宗教の名を借りた破壊と大量殺人行為、児童虐待、動物虐待…、挙げているうちに胸が嫌悪感と悲しみでいっぱいになります。そして、「何であんなひどいことを…」と思う半面、心は神様に向かって叫ぶのです。「主よ、これがあなたを十字架に追いやった人間の罪の現実なのですね。アダムの末の必然の結果なのですね。そんな私たちに対するあなたの極みまでの愛を、どうぞ、この小さな者を用いて、伝えさせてください」と――。

 

(エレミヤ 17:9「人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。」

(ローマ 5:20「律法が入って来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。」

 

I can imagine a pool of all kinds of loathsome creatures, breeding corruption, but there is nothing one half so worthy of abhorrence as the human heart.