◆聖霊が照らすとき◆

◆チャールズ・スポルジョン “説教者のプリンス”◆

Charles Spurgeon The Prince of Preachers

 

ああ、私は、聖霊がその心を照らし出すまでは、教義を拒んでいた人々をあまた知っている。

 

【解説】 今日のスポルジョンは、ルカの福音書24章を思い出させますね。

(ルカ 24:24「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。」

 24:32 「そこでふたりは話し合った。『道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。』」

人は信仰告白をしてキリストを救い主、主と信じますが、その瞬間というのは、実は一人の例外もなしに、聖霊が、あたかも舞台のスポットライトが、主人公をさっと照らし出すように、その人の心を照らし出してくださった瞬間なのです。あなたの周りにも、どんなに口を酸っぱくして福音を解いても、拒み続けている人がいるかもしれません。その人を覚えて、私たちは新たにこう祈るべきではないでしょうか。「主よ、○○さんがあなたの教えに触れるとき、あなたのみ霊が、○○さんの心を照らしてくださいますように」と――。

 

Ah! I have known men reject a doctrine until the Holy Ghost began to illumine them.