◆神の家族から流れ出る祈り◆

神様は、私たちを、聖い、信仰に立った、辛抱強い祈りに召されますが、それは、“神の家族”のつながりの中から流れ出るものです。

 

【解説】 はい、今日の一文は、“祈り”と“キリスト者の交わり”の大切な関わりを教えてくれますね。すなわち、私たちは、まず一人一人が神様との個人的な交わりである“密室の祈り”へと召されていますが、それと共に、ある意味それ以上に、“神の家族との共なる祈り”へも召されているのです。なぜなら、私たちは決して自分だけで信仰生活を全うすることもできなければ、仮にそうしたとしても、神様に喜ばれる全人的に成熟した信仰生活を送ることはできないからです。それは、神の家族の中で、初めて可能になるのです。そこからあふれ流れ出るように結ばれる豊かな“実”が、「祈り」の祝福です。考えてみてください。神様が望まれる祈りの三要素とも言うべき「聖さ」、「信仰」、「忍耐強さ」は、愛する兄弟姉妹方、牧師夫妻方との交わりの中で、その人々の生き方から教えられ(時には“反面教師”として!)、鍛えられながら、培われていくのです。ママ友、食べ友、おしゃべり友、グチり友…いろいろいる友の中で、“祈りの友”を確保しましょう。そして、この“友との祈り”を大切にしましょう。祈りが神の家族をつくり、神の家族が祈りを生み出すのです。

 

God calls us to offer holy, believing, persevering prayer that flows from relationship in His family.