◆心に思うことこそ◆

肝心なのは、あなたがその手で行っていることでもなければ、あなたの口で言っていることでさえもない。それは、あなたの心が何を大切に思い、行おうとしているかということである。

【解説】 これは、あなたが一日一日を生きていく中で、行い、語ること全ての根幹をなす、“行動原理”とも言うべきものです。小さなことであれ、大きなことであれ、あなたはどんな動機から、それをなしているかということ、突き詰めれば、「私は何のために生きているか」ということですね。あなたにとっての最重要事が、“キリストのみ名があがめられる”ことであり、心に願うことが、どんなときにも、神の愛にうながされ、それを証しするものとなっているか、行為や言葉に表す前に、静まって“心のチェックリスト”を素早く開く習慣を身に着けたいものです。次のような聖句を、心に留めてみませんか?
(解説・訳 小川政弘)

(Ⅱコリント 5:15) 「また、キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。
(ピリピ 1:20) 「それは私の切なる祈りと願いにかなっています。すなわち、どんな場合にも恥じることなく、いつものように今も大胆に語って、生きるにも死ぬにも私の身によって、キリストがあがめられることです。」
(コロサイ 3:14) 「そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。」

"It is not what your hands are doing, nor even what your lips are saying; the main thing is what your heart is meaning and intending."