◆聖霊は待っていた◆

聖霊は水の表を動いていましたが、父なる神が言葉を発するまでは、何もなさいませんでした。聖霊は、“み言葉”を待っていたのです。

~ラインハード・ボンク~

 

"The Holy Spirit hovered over the face of the waters, but did nothing until God spoke; He waits for the Word"

 -- Reinhard Bonnke

 

【解説】 この創世記11節の短い考察は、示唆に富んでいますね。天地の創造には、父、子、聖霊の三位一体の神様が関わられました。文脈から、聖霊は、父なる神のご命令を実行されたと思われますが、み父と対等の位格を持たれる聖霊でさえ、み父の「○○よ、あれ」のみ言葉をじっと待ち、そのみ言葉に従って創造のみ業を成されたというのです。だとするなら、ましてや私たち被造物もまた、大きな業も、どんなに小さな業も、み言葉に聴き、それが与えられるまで待つべきなのですね。“急いては神の業をし損じる”のです。