◆問題は外の世界にあらず◆

私たちは、「この世界は、どこが間違ってるんだ?」と問うべきではありません。それに対する診断は、もう下されています。それの代わりにむしろ、私たちは問わなければならないのです、「”塩”と”光”は、一体どうなってしまったんだ?」と。(ジョン・R.W.ストット)

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【マタイ5:13】あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。

 

【解説】鋭いですね。「“塩と光”って、なんだっけ?」などとは、間違っても言わないように。現代のナタンを通して、神様から「それはあなただ!」と言われますよ。ストットは、20世紀のイギリスが生んだ、世界的な聖書学者、講解説教者で、福音派のリーダーです。

 

We should not ask, “What is wrong with the world?” for that diagnosis has already been given. Rather, we should ask, “What has happened to the salt and light?”

-John R.W. Stott