2016年

5月

29日

◆バルトが捉えた”恵み”◆

 

“恵み”はキリストのたまものである。それは、神と人とを隔てる深淵をあらわにし、あらわにすることによって、両者の間に橋を架けるのだ。

 

~カール・バルト~

 

 

 

【解説】 バルトの”恵み”は、十字架と直結しています。十字架のないところに、神の恵みは存在しません。それが証拠に、この“恵み”を“十字架”に置き替えても、この一文はさらに美しさを増して、私たちの心に迫ってきます。“ああ恵み、計り知れぬ恵み、我にさえ及べり”(聖歌593)

 

 

 

"Grace is the gift of Christ, who exposes the gulf which separates God and man, and, by exposing it, bridges it."

 

Karl Barth

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