2017年

5月

18日

◆サタンは忍者のごとし◆

私たちは、どんな時でもサタンを警戒していなければならない。なぜなら、あたかも泥棒のように、彼は近づくそぶりも見せないからだ。

 

【解説】 これにひと言、続けておきましょうか。「そして現れるときは、決まって“善人”を装うのだ。」 こちらも、頭から人を疑ってはいけませんが、サタンは、背後にあって善人をも用いることがあるから恐ろしいのです。ですから私たちも、鳩のように素直であると共に、蛇のように賢くなければなりません(マタイ10:16)。

 

(Ⅱコリント 11:14) 「しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。」

 

We must always be on our watch against Satan, because, like a thief, he gives no intimation of his approach.

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2017年

1月

04日

◆主のいますところ、敵もまたあり◆

◆チャールズ・スポルジョン “説教者のプリンス”◆
Charles Spurgeon - The Prince of Preachers
―主のいますところ、敵もまたあり―

キリストがおられるところには、”ヘロデ”や”ユダ”もどこか近くにいるということは、私たちがいつも体験するところである。

【解説】 スポルジョンは、“直截の人”であり、また“警告の人”でもあることを知らされますね。この警告を聴いて、私の心にまず浮かんだのは次の聖句です。
(Ⅰコリント10:12) 「ですから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけなさい。」
私たちが“立っている”と思うとき、それは、“私は今、キリストと共にある、喜びと主の臨在に満たされている。全てのものが、祝福に満ちている”と感じるときです。だがそこに、ヘロデ=主の主権を奪おうとするこの世の様々な圧力と、ユダ=思いもかけずに私を裏切る身近な人が現れ、私たちは大きくつまずき倒れることがあるのです。
そしてもう一つの聖句はこれでした。
(Ⅰペテロ 5:8) 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。」
ヘロデヤユダの背後にある敵の正体は、空中の権を持つ者、サタン=悪魔です。そしてサタンがいる最もあなたに近い場所、それはあなたの“心”の中です。堕落した天使であるサタンの地上の住みかは、一貫して人の心なのです。決してこの狡猾な闇の主権者に、あなたの心の主のみ座を明け渡してはなりません。そばに近づけてもいけません。そのためには、“身を慎み、目を覚まして”いることです。サタンが最も好きなエサは、人間の“高ぶり=傲慢”であることを、ゆめお忘れなきように――。

 

We always find that, where Christ is, there is a Herod or a Judas somewhere near.

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2016年

10月

19日

◆”サタンの支配する世での生き方”指南◆

あなたが眠っているときは、自分は戦場で仮眠をとっているのだと思いなさい。
あなたが歩いているときは、通り過ぎるどの垣根にも、敵の待ち伏せがあると思いなさい。

 

【解説】 何やら穏やかでないですね。「これじゃおちおち眠れやしない。うっかり道も歩けない」と思ってしまいますが、私たちが気づかないだけで、これが神様の霊のまなこで見た、サタンの跋扈(ばっこ)するこの世の実相なのです。「人を愛し、隣人のために善を行え」というのも大切な神様のご命令ですが、(Ⅰペテロ 5:8) 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。」というのも、同じように大切な神の戒めです。私たちは、主のご命令どおり、人を愛します。しかし、その人の背後にある、見えざる敵の存在にも目を光らせなければならないのです。

 

When thou sleepest, think that thou art resting on the battlefield; when thou walkest, suspect an ambush in every hedge.

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2016年

7月

13日

◆それ、サタンの十八番ですよ!◆

 

サタンの最も巧妙な策略の一つは、あなたにこう話しかけることです。

 

「お前は“失敗作”だ。もう諦めたほうがいい。神はもうお前に見切りをつけたぞ。」

 

彼を信じてはなりません。サタンはウソつきです。

 

~デレク・プリンス~

 

 

 

《我らの選択宣言》

 

私たちは、この訴追者のウソを拒否することを選択します。

 

私たちは、神が私について言っておられる真実を信じることを選択します。

 

 

 

(イザヤ 43:4 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

 

(Ⅰペテロ 2:9 「あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」

 

 

 

One of the devil’s cleverest tricks is to say, “You’re a failure. You might as well give up/ God’s given up with you.” Don’t believe him. He’s a liar.

 

-Derek Prince-

 

We choose to reject lies from the accuser. We choose to believe the truth about who God says we are.

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2016年

5月

14日

◆サタン、恐るべき”偽造名人”◆

 

チャールズ・スポルジョン “説教者のプリンス”

 

Charles Spurgeon The Prince of Preachers

 

―サタン、恐るべき“偽造名人”―

 

 

 

”悪は善のニセモノである“というのは、奇異な事実ではあるが、にもかかわらず最も確かなことである。

 

神が天の造幣局から、ホンモノの金属でできた貴重な硬貨を送られるたびに、サタンはその刻印を模造し、価値のない悪質なニセ金を広く流通させるのだ。

 

 

 

【解説】 この硬貨の名前はなんでしょう? 私は“真理”だと思います。この硬貨から、イエス様の像の刻印を素早く盗用し、勝手な教義を巧みに刷り込ませ、“全世界に出ていって、全ての創られた者にエセ福音を宣べ伝えよう”という壮大な世界戦略を立てているのが、闇の世の主権者、サタンです。これに踊らされている多くの異端の群れがあとを絶ちません。今フェイスブック上でも様々なサイトに侵入しては、いかにも福音らしく装っている団体もその一つです。私たちは、それを正しく見破らなければなりません。そのチェックリストは次の3つです。

 

  1. 三位一体の神だけを信じているか? このお方以外に、崇拝すべき対象を持っていないか?

  2. 教会はキリストの体であることを信じているか?

  3. 聖書は誤りなき神の言葉と信じているか?

 

偽装・偽造の達人サタンは、光の天使をさえ偽装しますから(Ⅱコリント11:14)、自分の力では太刀打ちできません。私たちは、上記のチェックリストに従って、福音とエセ福音、善と悪(=偽善)を見分ける知恵を、神様に求めなければなりませんね。

 

 

 

It is a singular fact, but nevertheless most certain, that the vices are the counterfeits of virtues. Whenever God sends from the mint of heaven a precious coin of genuine metal, Satan will imitate the impress, and utter a vile production of no value.

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2016年

1月

25日

◆サタンのガレージセール◆

―ちょっとマジメに読む大人の寓話―

 

昔々、サタンがガレージセールを開催しました。

 

あちらには、彼自慢のキラキラ輝く装飾品がこぢんまりとまとまって飾られ、こちらには、“踏み石”として使うことによって、他者を傷つけるのを容易にする小道具が置かれていました。少し向こうには、レンズが飾られていて、それで見ると、その人自身の重要さが拡大され、また見方を変えると、他人や、時には自分自身をも小さく縮めて見ることができました。 

 

壁に向かっては、あなたの自尊心を“あれよあれよ”と言う勢いで成長促進させることを保証する、おなじみのガーデニング用具一式が陳列されていました。“嘲笑の熊手”もあれば、あなたの隣人を付き落とす穴を掘る“嫉妬のシャベル”もあり、“うわさ話や陰口”に、はたまた“自分本位や冷淡”におあつらえ向きの道具もそろっていました。これらの品々は、全て見た目を楽しませるばかりか、信じられないほどの約束と、繁栄の保証付きでした。

 

もちろん値段も法外に高いものでしたが、心配ご無用! 来会者全員に、無制限のクレジット払いが提供されたのです。サタンは、商品を呼び売りしながら、大声で叫んでいました。「さぁ持ち帰ってお使いください。お代は後日払いで結構ですよ!」

 

それらを見て回っていた訪問者は、いかにも使い古された、説明書きもない2つの道具が、片隅に立ててあるのに気づきました。ほとんど他の商品のようには人目を引かないのに、それらより高い値札が付いているので、彼は好奇心に駆られました。理由を尋ねると、サタンはただ笑ってこう答えました。「それは、私の”愛用品”だからですよ。もしこいつが、こんなに見てくれが悪くなければ、皆さん、それ相応にご覧になるでしょう。」サタンはその2つの道具を指さしながら言いました。「ほれ、一つは”疑い”で、もう一つは“落胆”です。こいつらは、他のどれも働かないときに、働きだすんですよ。」

 

~作者不詳~

 

(アーティスト) エドワード・ウィリアムズ

 

 

 

(Ⅰヨハネ 4:4 「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」

 

(黙示録 20:10 「そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。」

 

 

 

"Satan's Garage Sale"

 

Once upon a time, Satan was having a garage sale.

 

 There, standing in little groups were all of his bright, shiny trinkets. Here were tools that make it easy to tear others down for use as stepping stones. And over there were some lenses for magnifying ones own importance, which, if you looked through them the other way, you could also use to belittle others, or even one’s self.

 

Against the wall was the usual assortment of gardening implements guaranteed to help your pride grow by leaps and bounds: the rake of scorn, the shovel of jealousy for digging a pit for your neighbor, the tools of gossip and backbiting, of selfishness and apathy. All of these were pleasing to the eye and came complete with fabulous promises and guarantees of prosperity.

 

Prices, of course, were steep; but not to worry! Free credit was extended to one and all. “Take it home, use it, and you won’t have to pay until later!” old Satan cried, as he hawked his wares.

 

The visitor, as he browsed, noticed two well worn, non-descript tools standing in one corner. Not being nearly as tempting as the other items, he found it curious that these two tools had price tags higher than any other. When he asked why, Satan just laughed and said, “Well, that’s because I use them so much. If they weren’t so plain looking, people might see them for what they were.” Satan pointed to the two tools, saying, “You see, that one’s Doubt and that one’s Discouragement — and those will work when nothing else will.”

 

~ written by: unknown to me

 

 Artist: Edward Williams

 

1 John 4:4 ~ "You, dear children, are from God and have overcome them, because the One who is in you is greater than the one who is in the world."

 

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 "Satan's days are numbered...by God", and satan will be no more.

 

 Rev. 20:10

 

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2016年

1月

11日

◆悪魔の攻撃目標は、いつもあなたの”心”です!◆

 

悪魔の攻撃は、しばしば、 “恐れ”や、“(名声、富、性への)渇望”や、”激しい落ち込み(鬱)“などの感情を、理性が全く働かないほどに高ぶらせる、というかたちで襲ってきます。それらの攻撃には、”神のみ言葉”を宣言することによって、抵抗なさい。

 

 

 

【解説】 「理性が全く働かないほどに高ぶらせる」と訳した原語irrational heightenという言葉は、もう少し専門的に言うと、「不合理性感情高揚」ということになります。自分の日常の理性的判断や状況から考えて、どうにも理屈に合わない、合理的に説明のつかない感情の興奮状態(鬱の場合はそのネガティブな状態)のことですが、これは、霊的視野から言うと、実に正確に、サタンの巧妙な手口を解析した言葉です。この世の精神医学は、様々なカウンセリング療法、投薬療法を通して、これらの症状の改善に努めますが、私たちはそれらの人為的・医学的治療の前に、これが悪しき霊、サタンの攻撃であることを、見抜かなければなりません。そして、これに究極的に勝利する力は、神のみ言葉以外にありません。イエス様のように、聖書の言葉で立ち向かうことです。

 

 

 

(マタイ 4:10,12 「イエスは言われた。『引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と書いてある。』 すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、御使いたちが近づいて来て仕えた。」

 

 

 

Satan's attacks often strike as irrationally heightened feelings of fear, lust, oppression, etc. Resist them by declaring the Word of God.

 

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2015年

8月

23日

◆サタンのささやく偽りの慰め◆

サタンは時として”偽りの慰め主”としてやってきて、魂にこう言う。「”悔い改め”とやらをするために、なんでそんなに大騒ぎをする必要があるんですか? あなたは他の人に比べて、ちっとも悪くなんかありませんよ。」そして彼は、そのように仮定したことが、本当に聖霊のくださる保証であるかのように魂を信じ込ませようとするのだ。かくのごとくサタンは、多くの人を“偽りの慰め”で欺く。

 

The devil will sometimes come to mens souls as a false comforter, and he will say to the soul, “What need is there to make all this ado about repentance? you are no worse than other people,” and he will try to make the soul believe that what is presumption is the real assurance of the Holy Ghost; thus he deceives many by false comfort.


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2015年

8月

08日

◆サタンの誘惑「なんじ、サボるべし」◆

時として、キリストのために大いなることをしたいという誘惑ではなく、キリストと共に力一杯になど生きたくないと「いう誘惑に駆られることはないだろうか?

 

【解説】はい、これは、私たちキリスト者が経験する二つの誘惑について、いわばポジティブ(積極的)とネガティブ〈消極的〉二タイプの両極端を示したものですが、前者は、努力に信仰によって、実現が可能な、またその性質と動機において”良性”の誘惑ですが、後者は、キリスト者誰もが主に求められている生き方をしたくない、できるだけのんびり、楽に楽しく生きられればそれでいいという、安逸むさぼり型の”悪性”の誘惑で、み言葉の勧めにも反します〈Ⅰコリント1558〉。こちらは、明らかにサタンからの誘惑ですね。。

 

"Has there not been, sometimes, this temptation to do a great deal for Christ, but not to live a great deal with Christ?"


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2015年

7月

27日

◆サタンの首根っこには◆

サタンの首の後ろには、釘の傷跡のある足跡が刻まれている。

C.S. ルイス~

 

【解説】 ”首根っこをつかまれる”という表現が、思い浮かびますね。大きな存在にここを抑えられると、身動きがとれなくなることの例えで、親猫にそうやって運ばれる子猫の姿も浮かんできます。悪しきサタンも霊的存在で人の目には見えないので、いきおい擬人化した表現になりますが、私たちの生活の様々な局面で、物事がうまくいかないどころか、ことごとく妨害に遭ったり、思いもかけない厄災が降りかかったりするとき、背後にはこの悪の存在がいます。それに思いを致すと、私たちは、サタンが、あたかも牙をむき出して、襲いかかってくるような恐怖に捉われます。でもそんなときは、すかさず“サタンの首根っこ”を思い起こしましょう。私たちのために、十字架の死に至るまで、苦しみの全てを負ってくださったお方の釘跡のある足跡が、そこに食い入るように、しっかりと刻まれているのです。しょせんサタンは、私たちの信仰を試すために、神様に行っとき暗躍することを許された存在で(ヨブ記1612)、分を超えて、私たちを耐えられないような苦しみ合わせることは絶対にできず、下記のみ言葉に約束されているように、やがて来る永遠の滅びを待っている存在だということを、決して忘れずにいましょうね。

 

(創世記3:14,15「神である主は蛇に仰せられた。『おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。』」

(黙示録 12:9「こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた。」

 

On the back of Satan’s neck is a nail scarred footprint.

"The kingdom of our God, and the power of His Christ have come, for the accuser of our brethren, who accused them before our God day and night, has been cast down" (Rev. 12:10).

-C.S. Lewis


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2015年

3月

25日

◆ちゃがれ、サタン!◆

ボクにちょっかい出すんじゃないよ、悪魔!

 ボクのハートにはイエスちゃまがいるんだからね!

 

(訳注: 坊やの顔に乾杯! まだ文法もおぼつかないのに、この威勢のいいタンカ。I hasなんて言ってるので、「イエスちゃま」にしてみました。)

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2015年

3月

09日

◆悪魔のカラ威張り◆

たとえ悪魔があなたを威嚇することがあっても、それはせいぜい悪魔の“カラ威張り”を膨らませているだけです。悪魔は、自分が“打ち負かされた敵”であることを知っているのです。悪魔を、その居るべきところにとどめておきなさい。そこは、あなたも、私も、主ご自身もよくご存じのところ、“あなたの足の下”です! 何も心配することはありません! 悪魔の頭を、あなたの“神様への賛美の足跡”で踏みつけてやりなさい。

 

If you let the devil intimidate you, he'll just increase his bluff! He knows he's a defeated foe! Keep him where you know, I know, and the Lord knows he belongs: Under YOUR FEET! Be anxious for nothing! Tread upon his head with the footsteps of your praises unto your God.


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