2017年

10月

06日

◆お金が”権力”を持つとき◆

お金って、ひとたび愛されたら、恐ろしい力を持つのよ。

 

~エリザベス・エリオット~

 

【解説】 お金そのものは、良くも悪くもない、まったく中立的な存在ですが、“ひとたび愛されたら”、権力者に変身するのですね。ミスター・マモンは、彼を愛した人を、男であろうが女であろうが、“支配”しようとします。そして金を愛してしまった人は、自分が金をほしいままに使っているつもりでいても、実はお金を拝し、お金に仕える“富の奴隷”となってしまった自分に気づかないのです。富の奴隷は”偶像礼拝の罪“の奴隷、そして富の背後にある”サタンの奴隷“です。私は長年教会で財務役員を務め、会堂建設のときなどは、何千万もの金銭を扱いました。また教会以外でも、金にうるさいことがすぐにバレて(?)、いろいろな宣教団体で会計を任せられます。いわば、金に囲まれて神様に仕えているのですが、いつどんなときにも心がけていることは、数千万円であろうが1円であろうが、私はお金の所有者ではなく、”管財人“にすぎないのだということです。管財人に求められるのは、忠実な”しもべ“の精神です。これは、自分自身の自由になるお金についても同じです。真の所有者は神様で、私はこの地上にある間、その“神様の財”の管理を任されているにすぎません。神様と、本当に主の業に用いるべき必要を覚えている人のために、委ねられた財を惜しまずよく用い、天に宝を積みたいと願っています。お金に“色目”を使い始めた瞬間、その人はサタンの手中に入れられます。お金は、ヘンな言い方ですが、強烈な“色気”(マネックスアピール!)を持っているのです。私はいつも、「主よ、私がお金を愛することなく、それをお任せくださったあなたを愛することができますように」祈りつつ、管財人の務めを果たしています。

 

(マタイ 6:24) 「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」

 

Money holds terrible power when it is loved.

-Elisabeth Elliot-

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2017年

8月

26日

◆永遠の財産◆

地上の財宝と違い、私たちの永遠の相続財産は、決して人に奪い去られることはありません。

 

【Ⅰペテロ1:4】 また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。

 

この財産は、永遠から永遠にわたって、極みまで楽しむために、あなたに与えられたのです。ゆめゆめ、地上の消えゆくもので、永遠の富の喜びから気をそらされてはなりません。

 

Jesus said, "Do not lay up for yourselves treasures upon earth, where moth and rust destroy, and where thieves break in and steal. But lay up for yourselves treasures in heaven, where neither moth nor rust destroys, and where thieves do not break in or steal" (Matt. 6:19-20)

 

But your eternal inheritance is not like earthly treasures. It is imperishable, undefiled, and unfading (1 Peter 1:4). It is yours to enjoy to its fullest throughout all eternity. Don't let the pursuit of perishable things distract you from the joy of eternal riches. Amen.

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