2020年

1月

02日

◆新年の願い(2):アセらず、時をいとおしんで◆

1.《自分に優しく》

優しくありなさい。

変化には時間がかかるのです。

自分自身に“やらなきゃ”を課さないこと。

まだ備えができてない自分に変化を強いるのは、

“百害あって一利なし”です。

Be gentle. Change takes time. Don’t “should” on yourself. Trying to force a change before you’re ready could do more harm than good.

 

2.《良い木は嵐の中で育つ》(イラスト左)

良い木は甘やかしては育ちません。

風が強ければ強いほど、木は強くなります。

空が高ければ高いほど、木々は伸びていきます。

嵐が吹けば吹くほど、強さも増していきます。

太陽と寒さ、雨と雪によって、

木々も人も、良い木材に成長するのです。

~ダグラス・マロック~

【訳者ひと言】 この詩を読んで、イエス様が担いだ十字架に用いられた一本の木を想いました。その木は、主が全人類の罪を身代わりに負う大いなる救いのみわざに用いられるため、あまたの木々の中から選ばれたのです。私たちも、主に用いられる一本の良い木に成長していきたいですね。そのために、私たちの人生には、暖かい太陽だけではなく、時として風も、嵐も、寒さも、雨も、雪も必要なのです。

Good timber does not grow with ease:

The stronger wind, the stronger trees;

The further sky, the greater length;

The more the storm, the more the strength.

By sun and cold, by rain and snow,

In trees and men good timbers grow.

~Douglas Malloch

 

3.《良きも悪きも、私の人生一度きりです》(イラスト右)

それが最高の時であろうと、

最悪の時であろうと、

その一瞬は、私たちが手にできる“唯一の時”なのです。

~アート・バックウォルド~

【解説】 仏教の輪廻では、人生は輪です。巡り巡っていろいろな動物に姿を変え、何度でも生き直せます。けれど聖書の教えは、人生一度きり、終末の“完成の時”を目指した、決して逆戻りのできない一直線なのです。ですから、“良いときも悪いときも合わせてなんぼ”と腹をくくったときに、初めて“生きる”ということに喜びと感謝が生まれてくるような気がします。“最高の時”には、神様に感謝し、恵みを独り占めしないで分かち合いましょう。“最悪の時”には、静まってそれを与えられた主のみ心を求め、へりくだって、その時でなければ学べないレッスンをしっかりと身に着けましょう。さあ、主の年2020年が明けました。あなたの前には、この“唯一の時”でつながった一年が待っています。

Whether it's the best of times or the worst of times, it's the only time we've got.

~Art Buchwald

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2019年

11月

11日

◆良き一週間を◆

新しい週が祝福されたものでありますように!

あなたの一日が、

良き考えと、親切な人々と、幸いな時間に満ちたものでありますように。

     ~恵みの配達人より~

Wishing you a blessed new week!

May your day be filled with good thoughts, kind people, and happy moments.

 

【訳者ひと言】 良いページをさらに探し求めて、このサイトに出会いました。私の20のオリジナルソースの一つとして、このページからも、よき言葉と絵をお届けしますので、どうぞお楽しみに。

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2019年

11月

11日

◆時の過ぎゆくままに◆

1.《時には一日中パジャマで》 イラスト1

もし一日中パジャマでいるのが“悪い”なら、

私は“良く”あろうとは思わない。

【解説】 ハハハ、この人、相当のあまのじゃくですね。でも道徳的・人道的な善悪は別にして、家の中での決まり事には、“善悪”は持ち込まないほうがいい。生き方が窮屈になります。自分が一番気持ちよく過ごせるスタイルを活かし、また共にいる人々もそれを尊重してあげましょう。

If staying in my pajamas all day is wrong, then I don’t want to be right.

 

2.《時には時計の針を戻して》 イラスト2

チックタック。

時計の針を戻そう。

【解説】 この絵、郷愁の一枚ですね。デジタル時代の今は、まずもう見られません。アナログ時代の時計は、一日1回ネジを巻くのが日課で、しかもその時計の癖に合わせて、1,2分進ませたり、遅らせたりするために、針を動かしたものです。私たちの時代は、全てにおいて急いでいます。「早く、速く!」が口癖です。かく言う私も、自分の身に何が起こるか分からない状況の中で、大きな課題を抱えながら、何やら“生き急いで”います。そんなときこそ、“心のアナログ時計”の針を戻すべきなのですね。

Tick tock, turn back your clock.

 

3.《死せるものは、離れゆかせよう》 イラスト3

木々は今、

”命を終えたもの”を手放し、

去りゆくままにすることが

どんなに良いことなのかを

示そうとしているのだ。

【解説】 う~ん、このように考えたことは、今までありませんでした。この真っ赤な紅葉が、この言葉の真実を無言のうちに語っているようです。この絵から1週間もしないうちに、死んだ木の葉は、日々舞い降りて地面を彩り、やがて朽ち果てて、見る者を楽しませる役目を終えるのです。

命は、必ず終える時を迎えます。私たちは、たとえその命を、生きている間どんなにいとおしんだとしても、ひとたび終えた命を、いつまでも握りしめようとしてはいけないのです。そっと手放し、去りゆくままにさせましょう。そして、その命と共に生きたことを、神に感謝するのです。

The trees are about to show us how lovely it is to let the dead things go.

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